2013年09月06日「大阪国際空港と周辺地域の活性化について(要望)」提出 太田国交大臣宛

大阪国際空港と周辺地域の活性化について(要望)

 

平素は、大阪国際空港の発展に尽力されるとともに、騒音問題をはじめとする様々な問題にご対応されていることに対し、衷心より敬意を表します。

また、当協議会の活動につきましても、格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、昨年7月1日に経営統合された大阪国際空港におきましては、新関西国際空港会社の経営戦略に掲げられているように、大阪・関西両空港の特性を踏まえた様々な施策が実施されております。とりわけプロペラ機枠の段階的低騒音機枠化が実施されたことにより、平成25年度夏ダイヤから、発着枠が全て使われることになるなど、より一層の需要増加が期待されます。

しかしながら、記載要望事項の通り利便性を損なう規制も残っており、地元経済界と致しましては、大阪国際空港がフル活用されていない現状について改善を待望しております。

大阪国際空港は、旅客利便の高い都市型空港であり、関西3空港の中でも傑出した国内線ネットワークを維持しており、今後もこのネットワークを活かし、関西全体の航空需要拡大に寄与するために、さらなる規制緩和が必要不可欠です。

また、内陸空港である大阪国際空港は、過去の震災時において、緊急物流拠点となったことは周知の事実であり、さらに、近い将来に予想されている南海・東南海地震等、災害発生時には重要なインフラとなる事は間違いなく、今以上に、その存在の重要性を認識しておかなければなりません。

当協議会としましては、関西経済活性化のため、大阪国際空港と周辺地域の活性化に向けて取り組んで頂きたい事項を右記の通り要望致します。

 

 

 

 

 

(1)北海道、沖縄などの長距離路線の早期増便、復便

長距離路線については、平成25年度夏ダイヤより、低騒音機枠を段階的に拡大し、これまでのジェット枠の規制とあわせて、3年後には17便まで可能とされておりますが、平成16年度に路線を関西国際空港に移管されるまでは、距離規制はありませんでした。利用者利便を鑑み、特に、ビジネスや観光、修学旅行先としても需要の高い長距離路線の増便、復便に繋がるよう規制の緩和をお願いしたい。

 

(2)運用時間制限による遅延便の弾力的な取り扱い

現在、大阪国際空港の運用時間制限による遅延便取り扱いは、原則、天候悪化による上空待機や急病人の発生等の場合のみ受け入れられ、出発地における遅発の場合は、関西国際空港へのダイバートとなり、また、予め21時を過ぎる場合は、当該便が欠航便となり、一部は関西国際空港へ臨時便として運航されている状況が発生しています。その際、利用者の大半は帰宅が深夜となり、時間と労力に多大な損失を被ることとなります。搭乗者には、高齢者や障がい者、子ども連れ及び修学旅行生等も含まれる場合があり、人道上の問題も生じております。

また、現状の厳格な運用に伴い、本来なら21時までダイヤ設定が可能であるにも関わらず、平成25年5月ダイヤでの最終便は20時35分着となっております。航空会社のダイヤ設定においても、現状の運用がネックとなっていることは明確であり、弾力的な取り扱いをお願いしたい。

 

(3)1時間当たりの発着回数規制の緩和

大阪国際空港のダイヤ調整基準により、1時間の発着回数は36回が限度とされており、このうち到着回数に関しては18回と制限されています。特に需要が高い、18時~20時台の到着便に関しては既に枠が上限に達しており、平成25年度夏ダイヤにおける増便分においても、ピーク時間帯には増便が図られておりません。

上記規制緩和をお願いしたい。

 

(4)近距離国際線の就航

大阪国際空港を発着する国際チャーター便については、オウンユースチャーター便に限り運航が認められております。関西国際空港のネットワークを毀損しないよう、就航時間、就航先などをご調整頂き、将来の近距離国際線の就航にむけ、オウンユースチャーターから包括旅行チャーター実施への規制緩和をお願いしたい。

以 上

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